第三種冷凍機械責任者 2024年(R6)保安管理技術-問4

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問題

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷媒について正しいものはどれか。

イ.R404Aは共沸混合冷媒である。
ロ.理論成績係数は、凝縮温度と蒸発温度が同じ条件下であれば、フルオロカーボン冷媒の種類が異なっても同じである。
ハ.一般に、アンモニア冷媒液は冷凍機油より比重が小さく、フルオロカーボン冷媒液は冷凍機油よりも比重が大きい。
ニ.一般に、HFC冷媒は、HCFC冷媒と比べると誘電率が大きく、その電気絶縁性がやや劣る。
1.イ、ハ
2.ロ、ハ
3.ロ、ニ
4.ハ、ニ
5.イ、ロ、ニ

回答

正解は(4)

イ.R404Aは共沸混合冷媒である。
→不適当
冷媒は、単一成分冷媒、共沸混合冷媒、非共沸混合冷媒の3種に分類されますが、R404Aは非共沸混合冷媒に分類されるため、問題文は誤りとなります。
それぞれの特徴と代表的な冷媒を覚えておきしょう。

  • 単一成分冷媒:1種類の化学物質のみで構成されている。(代表例:R32、R134a)
  • 共沸混合冷媒:沸点が同一の2種類以上の冷媒で構成されている。(代表例:R507A)
  • 非共沸混合冷媒:沸点が異なる2種類以上の冷媒で構成されている。(代表例:R410A、R404A )

ロ.理論成績係数は、凝縮温度と蒸発温度が同じ条件下であれば、フルオロカーボン冷媒の種類が異なっても同じである。
→不適当
理論成績係数は、同じ凝縮温度と蒸発温度の条件下でも、フルオロカーボン冷媒の種類が異なれば値は異なります。

ハ.一般に、アンモニア冷媒液は冷凍機油より比重が小さく、フルオロカーボン冷媒液は冷凍機油よりも比重が大きい。
→正しい
それぞれの比重の大小関係は以下のようになっています。
アンモニア冷媒液<冷凍機油<フルオロカーボン冷媒液

冷凍機油(れいとうきゆ)とは、冷凍機の圧縮機内部のピストンの摩耗を防ぐ目的として使われる潤滑油のことで、冷凍機の運転中は冷媒と混ざって凝縮器や蒸発器の中を循環しています。

ニ.一般に、HFC冷媒は、HCFC冷媒と比べると誘電率が大きく、その電気絶縁性がやや劣る。
→正しい
一般に、HFC冷媒(R410A、R134aなど)は、HCFC冷媒(R22など)と比べると、誘電率が大きいため問題文は正しいです。
なお、誘電率が大きいということは電気を通しやすいということなので、圧縮機からの漏電などに注意をして管理をしなくてはいけません。

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