令和4年保安管理技術– category –
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第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問15
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の保守管理について正しいものはどれか。 イ.冷媒が過充填されると、凝縮器内の凝縮のために有効に働く伝熱面積が減少するため、凝縮圧力が低下する。ロ.密閉フルオロカーボン往復圧縮機では、冷凍装置全体として冷媒充填量が不足すると、吸込み冷媒蒸気による電動機の冷却が不十分となり、電動機の巻線を焼損するおそれがある。ハ.高圧液配管のような液で常に満たされている管が、運転停止中にその管の両端の弁が閉じられると、液封となる。液封が発生しやすい場所... -
第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問14
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の運転について正しいものはどれか。 イ.冷凍装置の毎日の運転開始前には、受液器の液面計や高圧圧力計により、冷媒が適正に充填されていることを確認する。ロ.凝縮温度の標準的な値は、シェルアンドチューブ凝縮器では冷却水出口温度よりも3~5K高く、空冷凝縮器では外気乾球温度よりも8~10K高い。ハ.冷凍機の運転を停めるときには、液封を生じさせないように、圧縮機吸込み側止め弁を閉じてしばらく運転してから圧縮機を停止する。ニ.圧縮機の吸込み蒸気の圧力は... -
第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問13
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の圧力試験について正しいものはどれか。 イ.耐圧試験は、一般に液体を使用して行う試験であるが、使用が困難な場合は、空気や窒素などの気体を使用することができる。ロ.気密試験は、漏れを確認しやすいように、ガス圧で試験を行う。一般に、乾燥した空気、窒素ガスなどを使用する。ハ.真空試験は、冷凍装置の最終確認として微量の漏れやわずかな水分の侵入箇所の特定のために行う試験である。ニ.真空放置試験は、数時間から一昼夜近い十分に長い時間が必要で、必... -
第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問12
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、材料の強さおよび圧力容器について正しいものはどれか。 イ.引張荷重を作用させた後、荷重を静かに除去したときに、ひずみがもとに戻る限界を弾性限度という。ロ.一般的な冷凍装置の低圧部設計圧力は、冷凍装置の停止中に、内部の冷媒が43℃まで上昇したときの冷媒の飽和圧力とする。ハ.円筒胴圧力容器に発生する応力としては、円筒胴の接線方向に作用する応力と、円筒胴の長手方向に作用する応力があるが、必要な板厚を求めるときには、接線方向の応力を考えればよい。ニ.圧... -
第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問11
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、安全装置などについて正しいものはどれか。 イ.圧縮機に取り付けるべき安全弁の最小口径は、ピストン押しのけ量の立方根と冷媒の種類により定められた定数との積で求められる。ロ.安全弁の各部のガス通路面積は、安全弁の口径面積より小さくしてはならない。また、作動圧力を設定した後、設定圧力が変更できないように封印できる構造であることが必要である。ハ.高圧遮断装置は、異常な高圧圧力を検知して作動し、圧縮機を駆動している電動機の電源を切って圧縮機を停止させ... -
第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問10
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷媒配管について正しいものはどれか。 イ.冷媒配管では、冷媒の流れ抵抗を極力小さくするように留意し、配管の曲がり部はできるだけ少なくし、曲がりの半径は大きくする。ロ.冷媒液配管内にフラッシュガスが発生すると、このガスの影響で液のみで流れるよりも配管内の流れの抵抗が小さくなる。ハ.容量制御装置をもった圧縮機の吸込み蒸気配管では、アンロード運転での立ち上がり管における冷媒液の戻りが問題になる。一般に、圧縮機吸込み管の二重立ち上がり管は、冷媒液の... -
第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問9
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、附属機器について正しいものはどれか。 イ.一般に、フィルタドライヤは液管に取り付け、フルオロカーボン冷凍装置、アンモニア冷凍装置の冷媒系統の水分を除去する。ロ.冷媒をチャージするときの過充填量は、サイトグラスで測定することができる。ハ.冷凍装置に用いる受液器には、大別して、凝縮器の出口側に連結する高圧受液器と、冷却管内蒸発式の満液式蒸発器に連結して用いる低圧受液器とがある。ニ.液ガス熱交換器は、冷媒液を過冷却させるとともに、圧縮機に戻る冷媒... -
第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問8
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、自動制御機器について正しいものはどれか。 イ.感温筒は、蒸発器出口冷媒の温度を出口管壁を介して検知して、過熱度を制御するので、感温筒の取付けは重要である。温度自動膨張弁の感温筒の取付け場所は、冷却コイルのヘッダが適切である。ロ.蒸発圧力調整弁は、蒸発器出口の冷媒配管に取り付けて、蒸発圧力が所定の蒸発圧力よりも低くなることを防止する。ハ.断水リレーは、水冷凝縮器や水冷却器で、断水または循環水量が減少したときに、冷却水ポンプを停止させることによ... -
第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問7
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、蒸発器について正しいものはどれか。 イ.冷蔵用の空気冷却器では、庫内温度と蒸発温度との平均温度差は通常5~10K程度にする。この値が大き過ぎると、蒸発温度を高くする必要があり、装置の成績係数が低下する。ロ.プレートフィンチューブ冷却器のフィン表面に霜が厚く付着すると、空気の通路を狭め、風量が減少する。また同時に、霜の熱伝導率が小さいため伝熱が妨げられ、蒸発圧力が低下し、圧縮機の能力が低くなる。ハ.ホットガス除霜方式は、圧縮機から吐き出される高温... -
第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問6
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、凝縮器について正しいものはどれか。 イ.凝縮器において、冷媒から熱を取り出して凝縮させるとき、取り出さなければならない熱量を凝縮負荷という。理論凝縮負荷は、冷凍能力に理論断熱圧縮動力を加えて求めることができる。ロ.シェルアンドチューブ凝縮器の冷却管として、フルオロカーボン冷媒の場合には、冷却水側にフィンが設けられている銅製のローフィンチューブを使うことが多い。ハ.シェルアンドチューブ凝縮器では、冷却水中の汚れや不純物が冷却管表面に水あかとな...
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