令和4年保安管理技術– category –
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第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問5
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、圧縮機について正しいものはどれか。 イ.圧縮機は、冷媒蒸気の圧縮の方式により容積式と遠心式に大別される。容積式のスクリュー圧縮機は、遠心式に比べて高圧力比での使用に適している。ロ.多気筒の往復圧縮機では、吸込み弁を閉じて作動気筒数を減らすことにより、容量を段階的に変えることができる。ハ.強制給油式の往復圧縮機は、クランク軸端に油ポンプを設け、圧縮機各部のしゅう動部に給油する。この際の給油圧力は、油圧計指示圧力とクランクケース圧力の和となる。... -
第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問4
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷媒およびブラインの性質などについて正しいものはどれか。 イ.フルオロカーボン冷媒の中でも、塩素を含むCFC冷媒、HCFC冷媒は、オゾン破壊係数が0より大きい。また、オゾン破壊係数が0であるHFC冷媒は、地球温暖化をもたらす温室効果ガスである。ロ.冷媒の熱力学性質を表にした飽和表から、飽和液および飽和蒸気の比体積、比エンタルピー、比エントロピーなどを読み取ることができ、飽和蒸気の比エントロピーと飽和液の比エントロピーの差が蒸発潜熱となる。ハ.無機ブライ... -
第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問3
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の冷凍能力、軸動力および冷媒循環量について正しいものはどれか。 イ.冷凍装置の冷凍能力は、蒸発器出入口における冷媒の比エンタルピー差に冷媒循環量を乗じて求められる。ロ.実際の圧縮機の駆動に必要な軸動力は、理論断熱圧縮動力と機械的摩擦損失動力の和で表される。ハ.冷媒循環量は、ピストン押しのけ量、圧縮機の吸込み蒸気の比体積および体積効率との積である。ニ.理論断熱圧縮動力が同じ場合、圧縮機の全断熱効率が大きくなると、実際の圧縮機の駆動軸動... -
第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問2
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍サイクルおよび熱の移動について正しいものはどれか。 イ.冷凍装置に使用される蒸発器や凝縮器の交換熱量の計算では、入口側温度差と出口側温度差にあまり大きな差がない場合には、対数平均温度差の近似値として、算術平均温度差が使われている。ロ.二段圧縮冷凍装置では、蒸発器からの冷媒蒸気を低段圧縮機で中間圧力まで圧縮し、中間冷却器に送って過熱分を除去し、高段圧縮機で凝縮圧力まで再び圧縮するようにしている。圧縮の途中で冷媒ガスを一度冷却しているので... -
第三種冷凍機械責任者 2022年(R4)保安管理技術-問1
令和4年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍サイクルおよび冷凍の原理について正しいものはどれか。 イ.圧縮機の吸込み蒸気の比体積を直接測定することは困難である。そのため、圧縮機吸込み蒸気の比体積は、吸込み蒸気の圧力と温度を測って、それらの値から冷媒のp-h線図や熱力学性質表により求められる。比体積の単位は(m3/kg)であり、比体積が大きくなると冷媒蒸気の密度は小さくなる。ロ.圧縮機の圧力比が大きいほど、圧縮前後の比エンタルピー差は大きくなる。その結果、単位冷媒循環量当たりの理論断熱圧...
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