令和6年保安管理技術– category –
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第三種冷凍機械責任者 2024年(R6)保安管理技術-問15
令和6年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の保守管理について正しいものはどれか。 イ.圧縮機が湿り蒸気を吸い込み、液戻りがさらに続くと、オイルフォーミングを生じて給油ポンプの油圧が上がり、潤滑不良になりやすい。ロ.液封事故の発生しやすい箇所は、運転中に周囲温度より温度の低い冷媒液の配管に多い。ハ.フルオロカーボン冷媒は水分の溶解度が極めて大きいので、フルオロカーボン冷凍装置に少量の水分が侵入しても装置に障害を引き起こすことがある。ニ.冷凍負荷が急激に増大すると、蒸発器での冷... -
第三種冷凍機械責任者 2024年(R6)保安管理技術-問14
令和6年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の運転について正しいものはどれか。 イ.一定の凝縮圧力のもとでは、圧縮機の吸込み蒸気圧力の低下により、圧力比が大きくなり、冷凍能力は増加する。ロ.冷凍装置を長期間休止させる場合には、低圧側の冷媒を受液器に回収する。この場合に、装置内への空気の吸込みを防ぐため、低圧側と圧縮機内に大気圧よりも高いガス圧力を残しておく。ハ.冷蔵庫の蒸発器に厚く着霜すると、蒸発器における空気の流れ抵抗が増加するので、風量が減少し、熱通過率は大きくなるが、冷... -
第三種冷凍機械責任者 2024年(R6)保安管理技術-問13
令和6年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の据付けおよび試験について正しいものはどれか。 イ.アンモニア冷凍装置の気密試験には、乾燥空気、窒素ガスまたは炭酸ガスを使用し、酸素ガス、毒性ガス、可燃性ガスを使用してはならない。ロ.多気筒圧縮機を支持するコンクリート基礎の質量は、圧縮機、電動機またはエンジンなどの駆動機の質量の合計の2~3倍程度にする。ハ.気密試験に空気圧縮機を使用して圧縮空気を供給する場合は、吐出し空気の温度を140℃以下にする。ニ.真空試験を行う前には、必ず気密試験... -
第三種冷凍機械責任者 2024年(R6)保安管理技術-問12
令和6年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、材料の強さおよび圧力容器について正しいものはどれか。 イ.円筒胴の内径が小さいほど、また、円筒胴の内側にかかっている内圧が高いほど、円筒胴の必要とする板厚は厚くなる。ロ.圧力容器の腐れしろは、材料の種類により異なる。直接風雨にさらされない部分で耐食処理を施した鋼の腐れしろを0.2mmとした。ハ.溶接継手の効率は、溶接継手の種類や形状によって決められており、溶接部の全長に対する放射線透過試験を行った部分の長さの割合を考慮して決められているものもあ... -
第三種冷凍機械責任者 2024年(R6)保安管理技術-問11
令和6年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、安全装置について正しいものはどれか。 イ.圧縮機に取り付けるべき安全弁の最小口径は、冷媒の種類に応じて定まり、標準回転速度における1時間当たりのピストン押しのけ量に正比例する。ロ.圧力容器に取り付ける安全弁には修理等のために止め弁を設けるが、この止め弁は修理等のとき以外は常時開にし、「常時開」の表示をしなければならない。ハ.溶栓は、温度によって溶栓中央の金属が溶融するものであるから、高温の圧縮機吐出しガスで加熱される部分、あるいは、水冷凝縮... -
第三種冷凍機械責任者 2024年(R6)保安管理技術-問10
令和6年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷媒配管について正しいものはどれか。 イ.冷媒配管では、冷媒の流れ抵抗を極力小さくするように留意し、配管の曲がり部はできるだけ少なくし、曲がりの半径は大きくする。ロ.高圧冷媒液配管は、冷媒液がフラッシュ(気化)するのを防ぐために、流速ができるだけ大きくなるような管径とする。ハ.吸込み蒸気配管には十分な防熱を施し、管表面における結露あるいは着霜を防止することによって吸込み蒸気温度の低下を防ぐ。ニ.凝縮器と受液器を接続する液流下管を通して、冷媒... -
第三種冷凍機械責任者 2024年(R6)保安管理技術-問9
令和6年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、附属機器について正しいものはどれか。 イ.液分離器は、蒸発器と圧縮機との間の吸込み蒸気配管に取り付け、吸込み蒸気中に混在した冷媒液を分離して、冷凍装置外部に排出する。ロ.サイトグラスには、のぞきガラスとその内側のモイスチャーインジケータからなるものと、のぞきガラスのないモイスチャーインジケータだけのものがある。ハ.高圧受液器は、横形または立形円筒状の圧力容器で、受液器より冷媒液とともに冷媒ガスが通過して流れ出ないように、液出口管端を受液器の... -
第三種冷凍機械責任者 2024年(R6)保安管理技術-問8
令和6年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、自動制御機器について正しいものはどれか。 イ.自動膨張弁は、高圧の冷媒液を低圧部に絞り膨張させる機能と、冷凍負荷に応じて蒸発器への冷媒流量を調節して冷凍装置を効率よく運転する機能の、二つの機能をもっている。ロ.吸入圧力調整弁は、弁入口側の冷媒蒸気の圧力が設定値よりも高くならないように作動する。このことにより圧縮機駆動用電動機の過負荷を防止できる。ハ.キャピラリチューブは、冷媒の流動抵抗による圧力降下を利用して冷媒の絞り膨張を行うとともに、冷... -
第三種冷凍機械責任者 2024年(R6)保安管理技術-問7
令和6年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、蒸発器について正しいものはどれか。 イ.蒸発器は、乾式や満液式などに分類される。シェルアンドチューブ乾式蒸発器は、シェル側に冷媒を供給し、冷却管内にブラインを流して冷却する。ロ.満液式蒸発器における平均熱通過率は、乾式蒸発器の平均熱通過率よりも大きい。ハ.液ポンプ方式の冷凍装置では、蒸発液量の3~5倍程度の冷媒液を蒸発器へ強制循環させる。ニ.除霜方法には、散水方式、ホットガス方式、オフサイクルデフロスト方式などがある。ホットガス方式では、高温... -
第三種冷凍機械責任者 2024年(R6)保安管理技術-問6
令和6年保安管理技術
問題 次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、凝縮器について正しいものはどれか。 イ.水冷シェルアンドチューブ凝縮器の一つである受液器兼用凝縮器は、凝縮器の底部に溜められた冷媒液中に一部の冷却管を配置して、その冷媒液を過冷却にする。ロ.水冷凝縮器では、冷却水の冷却管内水速が速いほど熱通過率は大きくなる。したがって、冷却水の冷却管内水速が2倍になれば熱通過率も2倍になる。ハ.空冷凝縮器の一般的な設計条件は、入口空気乾球温度を約32℃としている。空冷凝縮器の前面風速を大きくすると、熱通過率は大...
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